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一人ひとりが主人公になるために、誰にも負けない専門性を磨いています。どのような仕事に従事してきたかではなく、
どのような事業を開発してきたのかが、私たちが考えるキャリアです。
“会計・税務”という軸が中心でありながらも、個々に専門性に特化したプロフェッショナルをご紹介します。
病院財務事業部
2009年入社
ゼネラルマネージャーGeneral manager
中小病院を中心に、お客様の会計顧問業務を行っています。会計顧問の仕事というのは、お客様の経営の良し悪しに拠り、その仕事内容が大きく変わってきます。特に経営改善が必要なお客様に対しては数値的なご説明だけではなく、具体的にどのような改善策を実行していくべきなのか、方向性とその具体策まで深くお話できる担当者が必要とされます。幸いにも私は経営改善のコンサルティング部門に身を置いた経験があり、入社後4年目で会計部門に転籍させていただきました。現在は、それまでの経験を活かし、経営改善の視点を強く意識したご提案ができることを自分の強みとして日々お客様とお話しさせていただいています。会計という仕事は高度な専門知識が必要となる特殊な現場です。法律や複雑な医療制度の中で、時代の流れを先んじて読む鋭さも求められます。また、大事なお客様のお金を扱うわけですから、絶対的な信頼関係が不可欠です。改善策を立案する能力や専門知識、ニーズを拾い上げる力といったさまざまな要素に加え、最終的には担当者の人間性が物を言う世界だと現場を知るたびいつも痛感しています。
私が常に意識していることは、シンプルですが「お客様目線に立つ」ということです。独りよがりなアイデアをいくら提案しても、それはお客様の満足には繋がりません。お客様が今何を求め、何を知りたいか、肌で感じるほどの距離感で向き合うように努めています。経営改善が必要なお客様には、当然ながら厳しいこともお伝えしなければなりません。それでもお客様に受け入れてもらえるならば、その関係性は本物です。そこにこの仕事の大きなやりがいと充実感がありますね。
また、最近ではセミナー講師としてもお声がけをいただく機会が多いです。医療制度の動向や経営改善の事例紹介など、経営全般に関する講演依頼をいただきます。実務から感じたことだけでなく、自分自身としてもさらに勉強を重ねて見聞を広げています。今でこそ講師など行える身になりましたが、入社当初は人前で話すことすら苦手な私でした。セミナーの内容を上司に何度も聞いていただいたり、当日も同行していただきフィードバックを受けたり、職場の皆さんの手厚いサポートがありました。
「本質は何なのか」、問題が複雑化するほど常に物事をシンプルに考え直すようにしています。お客様への説明やセミナーでお話させていただく際にもよりシンプルな形に整理し直してご説明するよう、そこは一番強く意識していることですね。
やはり、より経営が悪化した状態のお客様へのご支援をさせていただいたときに、苦労の連続でしたが、結果、大きな成長を感じました。経営計画を作り、その実行支援を行う一連の流れの中で、手応えのある成功イメージが自分なりに少しずつ掴めるようになりました。シビアな現場で戦う仕事ですから、きれいごとだけでは片づけられない場面も実際にはあります。赤字経営が続き、真剣な立て直しを求める病院の中には、素晴らしい病院なのに経営のやり方が間違っていることで厳しい状態に陥ってしまっているところもあります。これからも経営改善や会計業務を通じて、一人でも多くのお客様を救うことができるよう、自分の仕事に邁進していきたいですね。この仕事はお客様から学ぶことも非常に多いです。お客様とこれからもたくさん関わって、まだまだ場数を踏んでいきたいですね。
ここ数年を見ても制度の改正によって、“病院の在り方”がどんどん変化してきています。業界全体の構造を変える大きな再編と効率化はますます進み、今までのやり方が通用しなくなる病院はこれからもっと増えることでしょう。生き残るための工夫を余儀なくされた病院は柔軟に変化していかなければなりません。私たちは特にその部分においてアイデアと支援提供をこれからも積極的に行っていきたいと考えています。
また、地域医療は患者層の変化や人口減少により市場規模は縮小の一途を辿ることでしょう。お客様の経営をお手伝いする側として、社会の変化を敏感に感じ取り、コンサルティングの知識と会計の力、双方バランスよく持ち合わせてお客様を正しい方向へ導いていけるよう、自分自身も努力し学び続けていきたいと思います。