専門特化のプロフェッショナル集団

Interview

理想的な地域医療を実現していく一助となって
社会に貢献したいという想いが、日々の原動力

医療事業部 課長代理
2012年入社

八百 健史 takeshi yao

クリニックなどの「診療所」を対象に、
広く経営に関わる課題や悩み事全般に対応

Q.医療事業部の仕事と、その中でのご自身の仕事について教えてください。

A. 医療事業部は、医療機関の中でも診療所を中心に、財務・税務を軸とする経営支援を行なっています。具体的には、担当者が月ごとに月次試算表を作成し、訪問してその内容についてご説明します。そして、決算月には決算書を完成させ、税務申告を行います。さらに重要なのは、お客様の経営状況、財務状況を知っているからこそできる様々なサポートです。たとえば、お客様の事業計画やライフプラン、人事労務、相続、資金繰り、設備投資など、経営に関わる課題や悩み事全般に対応します。

 私はその中で、30件ほどのお客様を担当。それらお客様への対応が業務の7、8割を占めています。そしてもう一つ、大きな力を注いでいるのが、プロジェクトの牽引です。上記の業務だけを提供しているだけはお客様も私たちも衰退してしまいます。そうならないためには常に新商品開発も含めた積極的な活動が求められます。事業部内には現在、「増収増益」「分院」「事業承継」「標準化」「環境改善」「既存顧客」という6つのプロジェクトが走っていて、それぞれのテーマにおける新しいサービスの開発や既存サービスの品質向上に向けた取り組みを展開。私は、2018年10月に立ち上がった「増収増益」プロジェクトのリーダーとして、目下苦戦中です。クリニックの経営上の数字を細かく分析し、増収増益につながる施策を診療科ごとに具体化して、商品化にまで持っていくのが目標ですが、特に難問は「商品化」です。ニーズの見極めやサービスの定義、価格の設定など、難しい課題が目白押しで、実は先輩たちが過去に何度も挑んでは挫折してきたテーマでもあるのです。それでも、クリニックの経営を分解分析していく作業は知的刺激に満ちていて、10人余りのメンバーと熱く議論を深めながら挑戦を続けています。

信頼を裏切ってはならないという責任感が
プロとしての仕事の幅を広げ、質を高める

Q.どんな時にプロとしての誇りと責任を実感されますか?

A. やはり、お客様である院長先生から、「あなたがそう言うのなら間違いがないからそうします」などといった、信頼の言葉をいただけた時ですね。ここまでご信頼を得て初めて、本当にお役に立てる仕事ができると思うので、信頼関係を築くことは常に目標にしていますし、達成できれば大きな満足感と喜びを感じます。反面、この信頼を裏切ってはならないという責任感も強く感じて、それが、プロ意識にもつながっていると思います。

 記憶の中では、個人で診療されていたクリニックが、法人組織となり、しばらくすると別の医師を雇って規模を拡張するといった形で、トントン拍子に発展された事例などが心に残っています。スケジュールや事業計画の立案、意思決定に際しての情報提供など全てにわたってきめ細かくフォローし、まさに二人三脚で事業拡大を進めていったという実感がありました。規模拡張に際しては借り入れも必要となったのですが、その借金を全部返し終わった時にいただいた、「ありがとう。任せてよかった。あなたがいてくれれば、この先も安心です」という言葉は、今も大きな励みになっています。

業務を標準化しているからこそ、分業が可能
社員のライフステージに合った働き方の提供にも繋がっている

Q.プロとして実践していることは?

A. 全力で考え続けることです。どのお客様も、お会いするのは原則的に月に1回だけですが、それ以外の時も、大げさに言えば四六時中、お客様お一人おひとりに役立つ情報がないか、アンテナを張り続けています。このため、有用な情報に触れると、それをお伝えすべきお客様のお顔がパッと目に浮かびます。訪問の度にお届けする価値が、常にお客様の期待を上回ってこそプロであり、信頼への一歩だと思っていますから、お客様を念頭においての勉強や情報収拾は絶対に欠かせません。

 

この職場だから思い描ける夢がある
いつか実現したい、へき地医療への貢献

Q.今後、仕事を通じて実現していきたいことは?

A. もっともっと地域医療に貢献していきたいですね。診療所は、その存在自体が地域医療に非常に重要です。多くの場合、心身に変調があれば最初に受診するのが診療所であり、誰にとっても身近な医療機関です。そうした大切な診療所が地域でずっと発展し続け、受け継がれていくように、医療事業部全体として、会計支援にとどまらない多様な商品やサービスを提供できるようになっていくべきだと思います。そして、個々のクリニックだけでなく、その地域の医療体制がより良くなっていくように、まちづくりレベルの大きな視点に立って働きかけていけるような組織になりたいと思います。

 個人としては、この職場の恵まれた環境を活かしてしっかり能力を高め、人脈をつくり、へき地医療問題を解消するためのモデルケースを作ることが目標です。まだまだ道のりは遠いと思いますが、いつか必ずたどりつきたいゴールです。

 私は、大学で学んだ会計の知識を人のため社会のためにより大きく活かしたくて、今の仕事を選びました。ふつうの企業で経理事務を担うよりもチャレンジングで苦労も大きいかもしれませんが、一生の仕事としての取り組みがいは、はるかに大きいと思ったからです。判断は正しく、人生の充実感に不足を感じたことはありません。これから就職するみなさんにも、後悔のない選択を大切にしていただきたいと思っています。

システムと人との正しい区分をすること
働きやすさや快適さを守ることも仕事のバランスとして不可欠なものだから―

Q.将来のビジョンや目標、達成したいことを教えてください。

A. 自動監査システムのますますの進化も大きな目標のひとつですが、「人がチェックすること」はそもそも品質を担保するために欠かせないことです。しかし形式的なチェックまで人が行うとなると逆にそれはミスを招く要因となります。もちろん人でしか気づけないミスやフォローがあります。人がやったほうが良いチェックは人がやる、システムに任せるべき部分は効率を優先するといったメリハリのある体制作りがこれからの会計事務所にはもっと求められていくことでしょう。今はクラウド会計ソフトも台頭している時代です。そういったものも必要に応じて有効活用し、システムと人との正しい区分をして、トータルとしての仕事の精度をもっと引き上げていけたらと考えます。良い意味での仕事の強弱といいますか、人の働きやすさや快適さにも直結する問題ですから、精神的な負担も含めてこの取り組みはさらなる意義を持っていくのではないでしょうか。余裕ができることで自分にしかできない発想やアイデアが飛び出すかもしれません。お客様にもこの発想の転換が良い相乗効果となって届くといいなと思います。また、全く新しいシステムの構築にもぜひ積極的にチャレンジしていきたいですね。

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